フランスの放射性廃棄物管理機関(ANDRA)は2018年9月21日、高・中レベル放射性廃棄物深地層処分場(Cigeo)プロジェクトに関する高レベル委員会(CHN、ルコルニュ環境担当閣外相が座長を務める)の第2回会議が同年9月20日に開催されたと発表した。
同年3月に実施された同委員会の第1回会議において、Cigeoプロジェクトの透明性確保を目的として、放射性廃棄物に関する国家計画に係る公開討議の実施や、地域開発に係る自治体との協定締結等が公約として掲げられており、今回の第2回会議でその準備に係る進捗状況が発表された。
また、ANDRAは今後実施予定である公開討議後の2019年春頃に、処分施設の許認可申請の前段階として必要な、政府による公益事業宣言(DUP)の申請を行うとしている。

 

【情報提供：一般社団法人海外電力調査会】