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[フランス] 2017年の再エネ比率16.3%で目標値に大きく届かず

2018年11月14日

環境移行・連帯省は2018年10月16日、2017年のフランスの最終エネルギー消費量に占める再エネ比率(暫定値)を前年比0.3%増の16.3%と発表した。
政府は再エネ比率目標を2020年23%、2030年32%と設定しており、その目標達成に向けた軌道上に2017年19.5%を設定しているが、今回の発表数値は大幅な未達を示すものとなった。
部門別に見ると、運輸部門では2017年目標値をわずかに上回っているものの(目標8.8%に対し9.1%)、熱部門は目標27.5%に対し21.2%、電力部門は目標23%に対し20%と未達となっている。
同省は未達の主な要因として、熱部門では暖房ネットワークでのバイオマス利用の遅れ、電力部門では洋上風力発電の導入の遅れを挙げた。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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