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[米国] 小型モジュール炉のNuScale社、施設用クレーンメーカーを選定

2018年12月26日

米国で小型モジュール炉(SMR)の開発を行っているニュースケール社は2018年11月19日、SMRで使用する原子炉建屋クレーンの製造メーカーとしてPaR Systems社を選定したと発表した。
ニュースケール社が開発中のSMRは、電気出力6万kWのモジュールから構成される加圧水型原子炉で、モジュールを12基連結した場合の最大出力は72万kWとなり、原子炉建屋クレーンはモジュールの据付に使用される重要な設備である。
PaR Systems社は、原子力発電所や米国政府向け移送・取扱設備の供給大手であり、今後、2019年にかけて当該原子炉建屋クレーンの第一段階の設計を実施する。
現在、原子力規制委員会(NRC)がニュースケール社のSMRの設計認証(DC)審査を行っており、2020年中にも承認される見込みである。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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