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[スウェーデン] 放射線安全局、低・中レベル廃棄物処分施設の拡張計画に同意
2019年2月19日
スウェーデン放射線安全局(SSM)は2019年1月17日、スウェーデン核燃料・廃棄物管理会社(SKB)が計画している低・中レベル廃棄物処分施設(SFR)の拡張計画の認可に同意できるとし、土地・環境裁判所にその旨を通知したと発表した。
SKBは、フォルスマルク原子力発電所近郊の海底50mにSFRを建設し、1988年に操業を開始、原子力発電所から短寿命の廃棄物や病院、研究機関等からの廃棄物を受け入れ貯蔵していた。
既存の設備は6万3,000m³の貯蔵容量があるが、SKBは2014年12月に、同設備の貯蔵容量を約3倍の20万m³に拡大する計画の認可を申請していた。
土地・環境裁判所での主要ヒアリングは本年後半に行われる見込みで、その後、同裁判所が環境法令の観点から認可すべきかの判断を政府に提出する。
SSMは別途、原子力法に基づく評価を政府に提出する。
これらに基づき、設備拡張認可の最終的判断は政府が下すことになる。
今回のSSMの同意を受けて、SKBは、「拡張されるSFRも安全な施設であると当局が評価したことは喜ばしい。同拡張は原子力発電所の廃炉から発生する低・中レベル廃棄物の最終的処分にも必要な設備」とした。
SKBは、フォルスマルク原子力発電所近郊の海底50mにSFRを建設し、1988年に操業を開始、原子力発電所から短寿命の廃棄物や病院、研究機関等からの廃棄物を受け入れ貯蔵していた。
既存の設備は6万3,000m³の貯蔵容量があるが、SKBは2014年12月に、同設備の貯蔵容量を約3倍の20万m³に拡大する計画の認可を申請していた。
土地・環境裁判所での主要ヒアリングは本年後半に行われる見込みで、その後、同裁判所が環境法令の観点から認可すべきかの判断を政府に提出する。
SSMは別途、原子力法に基づく評価を政府に提出する。
これらに基づき、設備拡張認可の最終的判断は政府が下すことになる。
今回のSSMの同意を受けて、SKBは、「拡張されるSFRも安全な施設であると当局が評価したことは喜ばしい。同拡張は原子力発電所の廃炉から発生する低・中レベル廃棄物の最終的処分にも必要な設備」とした。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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