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[米国] 民主党議員のグリーン・ニューディール決議案に渦巻く賛否

2019年3月18日

2019年2月15日付の現地メディアによれば、民主党のアレクサンドリア・オカシオ・コルテス連邦下院議員が2月7日に発表したグリーン・ニューディール決議案に対して賛否が分かれている。
同決議案は、今後10年以内に米国の100%の電力を再生可能で二酸化炭素を排出しないエネルギーで賄い、米国での二酸化炭素排出を正味ゼロにするというものであるが、その影響が広範にわたる内容であることから各方面から疑問の声が上がっている。
同議員の事務所による決議案に関するFAQによると、“原子力発電所の新設は認められるものではないが、既設分については有効”、“植樹による土壌炭素貯蔵を進める”、“航空機利用の削減を目的としたEVと充電ステションの大量導入と高速鉄道の採用”などについて事実確認が行われた。
本決議案には、その内容から米国共和党党員の大部分が反対する一方で、民主党については、ニュージャージー州のコーリーブッカー上院議員など約60名の議員が支持を表明している。
著名な資産家のビルゲイツ氏は、本議決案の内容について間接的に否定的な見解を示している。 

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