海外電力関連 トピックス情報
[米国] 上院超党派議員団、原子力廃棄物管理法案を再提出
2019年6月5日
連邦議会上院エネルギー天然資源委員会のマコースキー委員長(共和党、アラスカ州)は2019年4月30日、原子力廃棄物管理法案2019(Nuclear Waste Administration Act 2019)(NWAA2019法案)を、使用済燃料政策前進の必要性を主張してきたことで知られるアレキサンダー議員(共和党、テネシー州)と同委員会ランキングメンバー(少数党筆頭議員)のファインシュタイン議員(民主党、カリフォルニア州)と共同で同委員会に再提出した。
NWAA2019法案は、エネルギー省(DOE)から放射性廃棄物(民間および軍の使用済核燃料)管理プログラムを引き継ぐ新たな独立連邦機関の設立、当該機関による地元同意に基づく中間貯蔵施設・最終処分場選定プロセスの策定、新しい放射性廃棄物関連基金の創設等を目指しており、類似法案が2013年に同委員会に提出されたものの成立にはいたらなかった。
マコースキー委員長は再提出に当たり、「我々が進めている先進型原子炉開発も踏まえ、長年続く使用済燃料政策に関する議論の終止符を打つ時」と述べており、マコースキー委員長が別途同委員会に再提出した、先進型原子炉開発に関する「原子力リーダーシップ」法案(NELA法案)とあわせて動向が注目される。
NWAA2019法案は、エネルギー省(DOE)から放射性廃棄物(民間および軍の使用済核燃料)管理プログラムを引き継ぐ新たな独立連邦機関の設立、当該機関による地元同意に基づく中間貯蔵施設・最終処分場選定プロセスの策定、新しい放射性廃棄物関連基金の創設等を目指しており、類似法案が2013年に同委員会に提出されたものの成立にはいたらなかった。
マコースキー委員長は再提出に当たり、「我々が進めている先進型原子炉開発も踏まえ、長年続く使用済燃料政策に関する議論の終止符を打つ時」と述べており、マコースキー委員長が別途同委員会に再提出した、先進型原子炉開発に関する「原子力リーダーシップ」法案(NELA法案)とあわせて動向が注目される。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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