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[米国・韓国] NRC、韓国製APR1400の設計認証を発表

2019年6月5日

原子力規制委員会(NRC)は2019年4月30日、韓国電力公社(KEPCO)および韓国水力原子力(KHNP)が2013年9月に申請した韓国製原子炉APR1400の設計認証(DC)に係る審査を終了し、同炉を認証すると発表した。
これを定める規則は今後、連邦官報(Federal Register)に公示され、コメントがない限り120日経過後に施行される。
DCは原子炉の設計が米国の安全要求に合致しているか判断するもので、特定の場所や建設計画とは独立して行われ、有効期限は15年間である。
NRCはこれまで5つの炉型(GE社製ABWR、ウエスチングハウス社製System80+、AP600、AP1000、GE日立社製ESBWR)を認証しており、現在2つの炉型(三菱重工業製APWR、NuScale社製SMR)を審査中である。
なお、APR1400は、出力140万kWで韓国国内では新古里原子力3、4号機として導入しており、アラブ首長国連邦にも輸出している。
韓国水力原子力発電会社は、今後15年間、米国での建設・運営が可能になるとして同社は期待している。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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