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[韓国] 韓国電力公社の1~3月期決算、6,299億ウォンの赤字

2019年6月27日

2019年5月15日付の現地紙報道によると、韓国電力公社は5月14日、1~3月期の決算が6,299億ウォン(約550億円)の赤字となり、1961年の同社設立以来最悪の経営状況にあると発表した。
同社はこの原因について、燃料費の高騰で発電会社からの電力購入費が6664億ウォン(約610億円)増加したことと、平昌オリンピックが開催され、しかも極寒であった2018年1~3月期の反動で販売電力量が減少し、売上げが3,000億ウォン(約280億円)減額となったためであると説明した。
これについて、韓国の国立大学の一つである韓国科学技術院のジョン・ヨンフン教授は、「文政権の脱原子力・再エネ偏重の政策も影響している。
原子力の発電コストは60ウォン/kWh(約5.5円)であるのに対して、太陽光は180ウォン/kWh(約16.5円)で、韓国電力が電気料金値上げを避けることは困難である」と指摘している。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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