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[英国] 政府、低炭素化に向けた複数の政策案についてパブコメ開始

2019年8月30日

英国ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)は2019年7月22~23日、エネルギーの低炭素化に向けた資金援助を発表し、コンサルテーション(パブコメ募集)を開始した。
資金援助については、原子力関連で小型モジュール炉(SMR)の開発に1,800万ポンド(約24億円)、産業部門で水素供給ネットワークや二酸化炭素回収技術の開発に1億7,000万ポンド(約226億円)を投じることを発表した。
コンサルテーションは8つあり、(1)原子力新設のための規制資産ベース(RAB)サポート制度、(2)二酸化炭素回収・利用・貯留(CCUS)関連事業を始動させるためのサポート制度、(3)CCUS技術のための閉鎖済み油田・ガス田施設の再利用、(4)容量市場へのCO2排出規制導入、(5)電力システムのエネルギー効率化、(6)小売市場の低炭素化に向けたレビュー、(7)複雑化したエネルギー供給規則の見直し、(8)エネルギー貧困世帯向けの省エネサポート制度である。
原子力のRABについては2019年10月まで、その他については9月中旬ごろがコンサルテーションの締め切りとなっている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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