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[フランス] 「エネルギー移行法」改正法が官報に公示

2019年12月20日

2019年11月9日付の官報において、2015年の「エネルギー移行法」の改正法である「エネルギーと気候に関する法律」が掲示された。
同法は、9月に議会審議を終了し、憲法評議会で合憲性の審議中であったが、「Arenh(原子力発電電力量切り出し制度)申込量の年間上限1,000億kWhを1,500億kWhへ引き上げ」という条文の解釈に留保を持たせることを条件として、11月7日に合憲であると判断された。
今後の最終調整を経て、同法の条文である(1)2050年までにカーボンニュートラル達成、(2)2030年までに化石燃料消費量を40%削減(2012年比)、(3)2035年までに原子力発電電力量比率を50%に低減、等が効力を持つことになる。
なお、同法の発効後に策定が待たれている「エネルギー多年度計画」(PPE)については、最終段階であるインターネット上のコンサルテーションが2019年末に開始予定と報じられている。

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