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[カナダ] NuScale社製SMR、原子力安全委員会の予備的設計レビュー開始

2020年2月13日

米国のオレゴン州に本拠を置くNuScale社は2020年1月7日、同社製の小型モジュール炉(SMR)の、カナダ原子力安全委員会(CSNC)の予備的設計レビュー(VDR)が開始されたと発表した。
VDRは3段階からなり、設置許可に直接関連するものではないが、効率的な設置許可審査の実施に結び付くとされる。
NuScale社は、米国原子力規制委員会(NRC)の審査が進んでいることからカナダではVDRの第1、第2段階の審査をまとめて受けることが可能と判断、2019年12月に初回の審査書類提出を実施した。
VDRでは19の分野が審査されるが、2019年12月の初回提出は、審査の基礎的な部分である「プラント一般説明」、「構造、システムおよび構成物の分類」、「研究開発プログラム」、「設計プロセスと品質保証」の4分野であった。
今後6カ月ごとに合計4回の審査書類提出を実施予定である。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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