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[世界] 2019年のグリーンボンドの発行額が最大に

2020年2月18日

エネルギー・環境情報誌は2020年1月9日、世界のグリーンボンド(環境債)など持続可能な取り組みに資金を活用するための社債や国債の発行額が、統計を取り始めて最大となり、新たな指標を基に融資を行う事例もみられると報じた。
Bloomberg New Energy Finance(BNEF)がとりまとめたデータを取り上げたもので、2019年に世界で持続可能性を目的とした債券の発行額は4,650億ドルに達し、このうちグリーンボンドは2,710億ドルで、これらの額はいずれの予測も上回る大幅な伸びとなった。
BNEFでは「持続可能性に配慮した資金提供(融資)は今後も大きな伸びが続くと考えられ、この背景には投資家の気候変動に対する懸念がある」としている。
グリーンボンドのほかに、借り手のESGに対するパフォーマンス指標を利息に反映する金融商品や、再生可能エネルギーへの投資でも借り手の「男女同権(gender equity)」を考慮するなど、新たな視点で融資を行うケースがみられる。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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