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[米国] TVA、温室効果ガス削減に向け既設原子力発電所の運転延長について言及

2020年3月16日

2020年1月30日付の報道によると、テネシー渓谷開発公社(TVA)のLyash CEOはTVAが所有するセコイヤ原子力発電所(PWR2基、テネシー州)に近いチャタヌーガ市のロータリークラブでのスピーチで、同社が目指す温室効果ガス削減目標(2005年比で2030年までに70%、2040年までに80%削減)達成に向けて、既設原子力発電所の運転延長の重要性について言及した。
また同氏は、TVAが所有する7基の原子力発電所の運転パフォーマンスは全米平均を現時点でわずかに下回っているものの、2019年に完了したブラウンズフェリー1~3号(BWR、アラバマ州)の3基合計46万5,000kWの出力増強(総工事費約4億7,500万ドル)等の効果により、2022年までに全米で上位25%に入ることを目標にしていると述べ、運転パフォーマンス向上に対しても意欲を示した。
なお同氏は、原子力エンジニアで、原子力規制委員会(NRC)での勤務経験を持つ。

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