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[ブラジル] ブラジルと米国、原子力分野での協力を推進

2020年3月17日

世界原子力協会(WNA)は2020年2月4日付のニューズレターで、ブラジルと米国が原子力分野での協力を推進していくと伝えた。
2月3日にブラジル・リオデジャネイロで開催された「ブラジル・米国エネルギーフォーラム」は、ブラジル鉱山エネルギー省(MME)のベント・アルブンケルケ大臣および米国エネルギー省(DOE)ダン・ブルイエット長官が列席して行われた。
そして、米国原子力エネルギー協会(NEI)とブラジル原子力開発活動協会(ABDAN)は同日、原子力分野での協力協定に調印した。
NEIのマリア・コルスニック専務理事は「国際的な協力関係は原子力産業における成功や将来にとって重要である。今回の協定は南米地域における重要なパートナーとの関係強化とともに、国際レベルでのクリーンエネルギーとしての原子力推進を進めるものとなる」と述べた。
また、ブラジル国内の1号機で、ウェスチングハウス設計によるアングラ1号(64万2,000kW、1985年運開)の60年の運転延長が、ウェスチングハウス社とブラジル原子力発電公社Eletronuclearとの間で準備が進められており、ブラジル原子力規制機関(CNEN)によって承認されれば、両国間の関係を強化する第一弾になると期待されている。

 

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