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[アラブ首長国連邦] 規制機関、バラカ原子力発電所1号機の運転許可を発給

2020年3月24日

アラブ首長国連邦(UAE)の原子力規制庁(FANR)は2020年2月17日、原子力公社(ENEC)の子会社でバラカ原子力発電所の運転を担うNawah Energy Company(Nawah)に同1号機の運転許可を発給した。
許可の有効期間は60年とされる。
FANRは2015年にENECから運転許可の申請を受け、今回の発給までに原子炉設計に関する技術的なレビューに加え、Nawahの運転者としての体制や安全確保のための手順等をレビューしたとしている。
また、FANRは国際原子力機関(IAEA)のピアレビューを複数回受け、規制体系、安全、セキュリティ、緊急時対応等、様々な面で国際基準を満たすために取り組んできたとしている。
運転許可を受けたNawahは今後、同号機への燃料装荷を行う予定である。
同発電所は、韓国設計のAPR1400を採用し、4基の建設が進められてきた。
また、後続機の建設進捗率は2号機が95%、3号機が92%、4号機が83%となっている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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