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[カナダ] 放射性廃棄物管理機関が3年間の活動報告書を公表

2020年4月17日

2020年3月27日付の報道によると、カナダ放射性廃棄物管理機関(NWMO:Nuclear Waste Management Organization)は2017~2019年までの3年間の活動をまとめた報告書(Moving towards partnership:Triennial report 2017 to 2019)を公表した。
同報告書によれば、2017年に9地点あった最終処分場候補地を2019年にかけてサウス・ブルースとイグナスの2地点(いずれもオンタリオ州)まで絞ることができた。
また、多重バリアシステムの安全性および有効性の実証研究なども継続して進められている。
今後、NWMOは2023年までにサウス・ブルースまたはイグナスのいずれかを最終処分場の優先サイトとして確定する予定である。
同報告書には2023年以降のスケジュールも示されており、2026年にサイト準備ライセンス付与、2032年に建設ライセンス付与、2033年に設計・建設開始、2040~2045年の間に最終処分場操業開始との計画となっている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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