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[ベルギー] エレクトラベル、2025年以降の原子力運転延長を政府に要請

2020年5月11日

2020年4月16日付の現地報道によると、ベルギーで原子力発電所を運転するエレクトラベル(フランスEngieの子会社)は同国のウェルメス首相に対し、2025年以降の原子力運転延長に関する決定を2020年内に下すよう要請した。
同国では2025年までの脱原子力が決定しているが、代替発電設備の不足による電力不足のおそれがある。
同社は、国内7基の原子炉のうち、最も運転年数の短いドール4号機およびチアンジュ3号機の2025年以降の運転継続を主張しており、これら2基および2~3カ所のガス火力発電所新設により、電力不足を回避し得るとしている。
同社は、「新型コロナウイルス収束後の経済回復に電力不足による電気料金の上昇は不利」と主張し、首相との面会を要請している。 

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