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[米国] 大統領令で、基幹電力システム製品の敵対国企業からの調達禁止
2020年5月22日
トランプ大統領は2020年5月1日、国家安全保障に不可欠な電力インフラを守るため、米国の電気事業者が敵対国の企業からの基幹電力システム(BPS:Bulk power system)に関する製品の調達・使用を禁止する大統領令に署名した。
本命令の背景には、中国やロシアなどの企業が、変圧器やコンデンサなどのBPS設備に、密かにセキュリティ上の脅威となるソフトウェア等を組み入れ、供給信頼度に悪影響を与えるリスク等の懸念の高まりがある。
米国エネルギー省(DOE)は、今後150日以内に、電気事業者が信頼できる製品を調達できるよう、特定の機器およびベンダーを「事前認定済み」として承認するための基準を確立し、公表する。
また、BPSで既に使用されている危険な製品を突き止め、連邦政府が戦略を策定し、資産所有者と協力して、該当する機器を特定、隔離、監視および交換を可能にするなど、連邦政府のBPS整備への監視を強化する。
本命令の背景には、中国やロシアなどの企業が、変圧器やコンデンサなどのBPS設備に、密かにセキュリティ上の脅威となるソフトウェア等を組み入れ、供給信頼度に悪影響を与えるリスク等の懸念の高まりがある。
米国エネルギー省(DOE)は、今後150日以内に、電気事業者が信頼できる製品を調達できるよう、特定の機器およびベンダーを「事前認定済み」として承認するための基準を確立し、公表する。
また、BPSで既に使用されている危険な製品を突き止め、連邦政府が戦略を策定し、資産所有者と協力して、該当する機器を特定、隔離、監視および交換を可能にするなど、連邦政府のBPS整備への監視を強化する。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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