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[欧州] 2019年下期家庭用電気料金、EU加盟国平均で1.3%の上昇

2020年6月5日

欧州統計局の2020年5月7日付のニュースリリースによると、欧州連合(EU)加盟27カ国における2019年下期の家庭用電気料金(諸税込み)は、平均で100kWh当たり21.6ユーロ(約2,500円)となった。
これは、前年同期比1.3%の上昇に相当し、欧州統計局によると、ユーロ圏の平均消費者物価上昇率とほぼ同等の水準である。
ただし、家庭用電気料金の変動幅には加盟国によりばらつきがあり、最大の上昇率を記録したオランダは19.6%増、逆に最大の低下を記録したデンマークは6.3%減などとなっている。
また、家庭用電気料金に占める税金・課徴金の割合は、2019年下期において、EU加盟国平均で41%とされており、デンマーク(64%)、ドイツ(54%)ではその割合が5割を超えているという実態が報告されている。

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