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[米国] DOE、2億3,000万ドル規模の先進型原子炉実証プログラムを開始

2020年6月8日

米国エネルギー省(DOE)は2020年5月14日、2億3,000万ドル規模の先進型原子炉実証(ARD:Advanced Reactor Demonstration)プログラムを開始したことを発表した。
ARDプログラムでは、(1)5~7年以内に実証可能な先進型原子炉(2件):1件につき8,000万ドル、総額1億6,000万ドル、(2)将来の実証リスク低減を目的とした技術・運転・規制課題解決(2~5件):総額3,000万ドル、(3)2030年代半ばに実用化が期待される革新的先進型原子炉コンセプト(最低2件):総額約2,000万ドル、の3つのカテゴリーに選ばれた先進型原子炉開発プロジェクトに対して資金援助が実施される。
DOEのブルイエット長官は「4月末に発表した戦略『米国原子力の国際競争力再構築』が示す通り、国際競争力の強化に直結する先進型原子炉開発に積極的に投資し、健全に成長する原子力産業を確保することは、エネルギーの安全保障と環境管理のために重要である」とコメントしている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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