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[ロシア] 世界初の海上浮体式原子力発電所が商業運転を開始

2020年6月11日

ロシア国営原子力企業ロスアトムの子会社で原子力発電所の運転を担うロスエネルゴアトムは2020年5月22日、チュクチ自治管区ペヴェクにおいて、世界初の海上浮体式原子力発電所であるアカデミック・ロモノソフの商業運転を開始したと発表した。
同発電所は、出力3万5,000kWの小型原子炉2基(供給熱量30万kW)からなり、北極圏に位置する最東端の自治管区における電力および熱を供給し、耐用年数は40年としている。
また、同地域に位置し、老朽化が進むビリビノ原子力発電所(1万2,000kW×3)に代わる主要なエネルギー源となることが期待されている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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