海外電力関連 トピックス情報
[IEA] 新型コロナによるエネルギー分野の消費支出などへの影響を予測
2020年6月17日
国際エネルギー機関(IEA)が2020年5月27日に発表した「世界エネルギー投資2020」によれば、新型コロナ感染拡大による経済社会活動の停滞により、2019年に世界のエネルギー分野の消費支出の50%を占めていた石油や同じく38%を占めていた電力にも大きな影響が及ぶものとみられる。
すなわち、2020年に世界の石油への消費支出は1兆ドル減少し、また世界の電力分野の収益は、需要減少と価格低下に加えて支払い猶予の増加の影響により1,800億ドル減少するものと見られる。
これによって、2020年には世界のエネルギー分野の消費支出に占める電力が、石油を抜いて最大の支出項目に浮上することになる。
すなわち、2020年に世界の石油への消費支出は1兆ドル減少し、また世界の電力分野の収益は、需要減少と価格低下に加えて支払い猶予の増加の影響により1,800億ドル減少するものと見られる。
これによって、2020年には世界のエネルギー分野の消費支出に占める電力が、石油を抜いて最大の支出項目に浮上することになる。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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