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[米国] 電力会社、新型コロナ状況下でハリケーン被害の復旧体制を整える

2020年6月25日

米国ではハリケーン・シーズン(6~11月末まで)を迎えた。
2020年6月4日付の業界紙によると、電力会社は新型コロナの状況下で、ハリケーン被害の復旧体制を整えている。
電力大手ドミニオン社では、感染拡大防止の観点から、復旧作業拠点や宿泊場所を1カ所に集中させず、小規模にして分散化させている。
また、復旧作業拠点での従来の食事は、多数の従業員が列を作って食事をとるビュッフェ形式であったが、ソーシャルディスタンスを確保するため、弁当支給に変更した。
電力大手デューク・エナジー社では、設備の被害確認等のため車両で移動する際、従来は2名が乗車していたが、現在は現場に出向くのは1名で、もう1名は遠隔で書類作成等を行うバーチャル・サポートシステムを導入した。

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