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[インド] 国産の70万kW級加圧重水炉カクラパー3号機、初めて臨界を達成

2020年8月19日

インド原子力公社(NPCIL)は2020年7月22日、グジャラート州のスラト地区にあるカクラパー原子力発電所3号機において同日午前9時36分に初めての臨界に到達したと発表した。
同号機は国内で設計された70万kWの加圧重水炉(PHWR)の初号機で、燃料装荷を2020年3月中旬に完了していた。
NPCILは今回の持続的な連鎖反応の達成を「歴史的な出来事」と述べ、同国のモディ首相もツイートで「これは国内で設計した『Make in India』の輝かしい事例となる」と歓迎した。
インド政府は2007年、国産技術による建設計画として70万kW級PHWRの最初の4基としてカクラパー3、4号機およびラジャスタン7、8号機の計画を承認した。
カクラパー3、4号機の着工はそれぞれ2010年11月と2011年3月で、建設には66カ月かかると予想されていた。
運転開始は、2020年10月と2021年9月に予定されている。
インド原子力庁(DAE)は2019年1月、2031年までに、10基のPHWRを含む21基の新しい原子炉を稼働させる予定と発表している。

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