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[米国] カリフォルニア州、猛暑により計画停電を実施、節電を求める

2020年8月25日

2020年8月16日付の現地報道によると、カリフォルニア(CA)州で記録的な猛暑が続いており電力供給が逼迫しているため、独立系統運用事業者であるカリフォルニアISO(CAISO)は2020年8月14日金曜日の夕方に州全域に対して緊急事態宣言(ステージ3)を発令した。
また、電気事業者に対しては約100万kWの電力を削減するよう命じ、計画停電(輪番停電)を促した。
CA州の電気事業者がこのような措置をとったのは電力危機が発生した2001年以来初めてである。
CA州の3大私営電気事業者の一つであるパシフィック・ガス&エレクトリック(PG&E)社によると、計画停電(輪番停電)によりエルドラド郡、マリン郡、ナパ郡など約22万戸の顧客が影響を受けた。
計画停電(輪番停電)は翌日8月15日土曜日にも実施された。
またCAISOは、2020年8月16日日曜日~19日水曜日の午後3~10時までの間にも自主的な節電を呼びかけるフレックスアラートを発令しており、再度計画停電(輪番停電)が実施される可能性もある。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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