電気事業連合会

海外電力関連 トピックス情報

[米国] テラパワー社とCE社、先進型炉用濃縮ウラン生産の投資計画を発表

2020年10月9日

米国テラパワー社とCentrus Energy(CE)社は2020年9月15日、濃縮度5~20%の濃縮ウラン(HALEU:high-assay, low-enriched uranium)の米国内商業規模の生産計画を発表した。
HALEUはテラパワー社とGE日立が発表したNatrium™電力発電貯蔵システムを含む多くの先進型炉用燃料に必要とされる。
今回の計画は、米国エネルギー省(DOE)の先進型炉実証プログラム(ARDP)の要件にも合い、今後5~7年間に導入を支援する二つの先進型炉の一つにNatrium™が選ばれた場合、HALEUと金属燃料集合体を商業規模で生産することを提案している。
CE社は現在、DOEとの3年間の1億1,500万ドルの費用分担契約に基づき、オハイオ州パイクトンで16台のAC-100M型遠心分離機を使用したHALEU生産の実証作業中だが、2022年半ばの同作業完了後、テラパワー社は同社と協力してプラントを拡張し、Natrium™実証炉の燃料製造にかかる予定である。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

公式Twitterアカウントのご案内

海外電力関連 トピックス情報は、以下の電気事業連合会オフィシャルTwitterアカウントにて更新情報をお知らせしております。ぜひ、ご覧いただくとともにフォローをお願いいたします。

ページの先頭へ