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[米国] Entergy社、ガスタービンと原子力で水素活用へ移行の方針を発表

2020年10月16日

2020年9月23日付の業界紙によると、ルイジアナ州を本拠地とする電力会社Entergy社は同日、グリーン水素を活用していく方針を発表した。
三菱パワー社(三菱重工業グループ)と共同で水素を燃料とするガスタービンコンバインドサイクル発電所を開発するもので、関連する水素の製造、貯蔵、輸送施設の建設も目指す。
さらに、原子力発電所の電力を利用して電気分解により水素を製造し、貯蔵する施設も計画する。
最初のプロジェクトはテキサス州のOrange Countyガスコンバインド発電所であり、当初は水素30%、天然ガス70%として運転を開始し、最終的には100%水素を目指す。
また、2020年3月に営業運転を開始したLake Charlesガスコンバインド発電所(99万4,000kW)において、水素または再エネ天然ガスへの燃料転換、もしくはCCS追設も計画している。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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