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[ポーランド] 新たな原子力開発計画が閣議決定、2026年に新規建設開始か

2020年11月2日

ポーランド気候省は2020年10月9日、新たな原子力開発計画(PPEJ:Polish Nuclear Power Program)を閣議決定したことを明らかにした。
同計画では、2021年に技術的検討を行い、2022年には最初の原子力発電所(PWR、100万kW)の建設場所の選定、技術提供事業者との契約を締結する。
その後、2026年に建設を開始し、2033年には運開する予定としている。
新設候補地は以前から変更なく、バルト海沿岸部のLubiatow-KopalinoとŻarnowiecを予定しており、2032年以降、2040年までに合計600万~900万kWの原子力発電所を建設する計画である。
なお、同計画では沸騰水型原子炉(BWR)と小型モジュール炉(SMR)は選択肢から除外されている。
ポーランドでは2040年までの国家エネルギー戦略(PEP2040)草案更新版が発表され、現在7割を占める石炭火力から低炭素電源である原子力、再エネへのエネルギー移行が本格化している。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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