2020年10月14日付のエネルギー専門誌によると、Gulf Coast Sequestration（GCS）社は2020年10月13日、ルイジアナ州南西部の工業地域近くにCO2地中貯留施設を計画していると発表した。
地域のCCSハブとして計画するもので、年間270万tのCO2を貯留することができ、現在米国最大のイリノイ工業CCSプロジェクトの貯留容量の約3倍となる。
GCS社は環境保護庁（EPA）にCO2貯留施設認定であるClassⅥ施設の初期段階の申請を行っている。
一方ルイジアナ州は、EPAにClassⅥ施設認定の州への権限移譲を申請しており、それが認可されれば州政府による施設認定が可能となり、より速やかな手続きが期待される。

 

【情報提供：一般社団法人海外電力調査会】