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[英国] 政府、原子炉開発に対する投資計画の概要を発表

2020年12月8日

英国政府は2020年11月18日、大型炉、小型モジュール炉(SMR)および先進モジュール炉(AMR)の開発支援投資計画の概要を発表した。
この計画は、再生可能エネルギー、輸送、革新的な技術等を対象とした「グリーン産業革命のための10ポイント計画」に盛り込まれたもの。
同投資計画の中で、政府は、新規大規模原子力プロジェクトを支援するために開発資金の提供を行うことを明らかにしたが、具体的な方法、金額についての詳細は明らかにされていない。
また、次世代原子炉技術に対して最大3億8,500万ポンド(約535億円)を「先進原子力基金」として出資を行うとし、基金のうち、SMR開発に対して最大2億1,500万ポンド(約299億円)、AMR開発に対して最大1億7,000万ポンド(約236億円)を投資するとしている。
さらに、これらの技術を市場投入するために、規制の枠組みの開発と英国のサプライチェーンの支援に4,000万ポンド(約56億円)の追加投資を行うとしている。
政府は、SMR開発への投資により、民間セクターからの最大3億ポンド(約417億円)の投資につながるとの見解を示している。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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