海外電力関連 トピックス情報
[中国] 初の自主開発による新技術炭素回収装置が稼働
2020年12月25日
国営発電大手の華能電力集団公司は2020年11月30日、自主開発した中国初の相転移(JEPIC注:気体・液体・固体という状態変化)利用型の炭素捕捉装置が長春熱電発電所で72時間の連続運転を実現したと発表した。
この回収装置は新規開発した吸収剤による相転移利用で従来の有機アルコールアミン化学吸収法より少ないエネルギーで二酸化炭素を分離することが可能とされている。
華能集団は、この新装置の運用により従来の捕捉方法と比べエネルギー消費の45%以上削減が可能であるとしており、火力発電設備の環境対応対策に大きな期待を寄せている。
この回収装置は新規開発した吸収剤による相転移利用で従来の有機アルコールアミン化学吸収法より少ないエネルギーで二酸化炭素を分離することが可能とされている。
華能集団は、この新装置の運用により従来の捕捉方法と比べエネルギー消費の45%以上削減が可能であるとしており、火力発電設備の環境対応対策に大きな期待を寄せている。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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