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[フランス] ASN、原子炉運転延長のパブリック・コンサルテーションを開始

2021年1月5日

フランス原子力安全局(ASN)は2020年12月3日、90万kW級の原子炉が40年を超えて運転を継続することに対するASNのポジションを決議案として公表し、2021年1月15日までの間、ウェブ上でパブリック・コンサルテーションすると発表した。
公表された決議案は対象となるすべての原子炉を運転するEDFが計画している主要な安全改善策の実施とASNが必要と考える追加措置を命じるものとなっている。
この決議案が決定されれば各々の原子炉が第4回定期安全レビュー後、10年間にわたり運転を継続することへの道が開かれることになる。
現在EDFの90万kW級原子炉は32基あり、すべてが同様の型式で設計されている。
ビュジェイ原子力発電所2、3号機が一番古いもので、1979年3月に営業運転を開始しており、安全改善対策の実施は2021年に予定されている。
なお、パブリック・コンサルテーションへの参加にはASNのWebサイトでアカウントを作成する必要がある。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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