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[中国] 中国が福建省で2基目のCFR-600高速中性子炉の建設を開始
2021年1月26日
中国核工業集団有限公司(CNNC)は2020年12月27日、福建省霞浦県で2基目の高速中性子炉実証炉CFR-600(プール型ナトリウム冷却高速中性子炉、60万kWe)の建設工事を開始した。
中国の高速炉開発は1964年に始まり、ロシアの支援で北京近郊の中国原子力研究所(CIEA)で建設された実験高速炉CEFR(2万kWe)は、2010年7月に初臨界に達して2011年7月に系統へ接続された。
CEFRをベースにした1基目のCFR-600の建設は2017年に開始され、2023年に系統へ接続される予定である。
同炉は、ロシアTVEL社が燃料を供給し、当初は燃焼度100GWd/tの酸化物(MOX)燃料とし、2系統の冷却材ループをプールに内蔵して480℃の蒸気を発生させる。
将来は燃焼度100~120GWd/tの金属燃料とする。
増殖比は約1.1で設計運転寿命は40年であり、能動・受動的停止システムや受動的崩壊熱除去システムを採用している。
中国の高速炉開発は1964年に始まり、ロシアの支援で北京近郊の中国原子力研究所(CIEA)で建設された実験高速炉CEFR(2万kWe)は、2010年7月に初臨界に達して2011年7月に系統へ接続された。
CEFRをベースにした1基目のCFR-600の建設は2017年に開始され、2023年に系統へ接続される予定である。
同炉は、ロシアTVEL社が燃料を供給し、当初は燃焼度100GWd/tの酸化物(MOX)燃料とし、2系統の冷却材ループをプールに内蔵して480℃の蒸気を発生させる。
将来は燃焼度100~120GWd/tの金属燃料とする。
増殖比は約1.1で設計運転寿命は40年であり、能動・受動的停止システムや受動的崩壊熱除去システムを採用している。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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