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[米国] EIA、2021年と2022年の天然ガス価格が上昇すると予測

2021年2月9日

米国エネルギー情報局(EIA)は2021年1月13日、2021年と2022年の米国天然ガス価格が上昇するとの予測を発表した。
2020年の平均価格は過去最低の2.03ドル/MMBtuであったが、2021年は3.01ドル/MMBtu、2022年は3.27ドル/MMBtuまで上昇すると予測している。
天然ガス生産量は、2020年の価格低下の影響で減少していたが、価格上昇にともない2021年後半は増加に転じると見込まれる。
一方、価格上昇の結果、電力部門における天然ガス消費量は、2021年に3.5Bcf/日減少(全米の天然ガス消費量の約4%、火力発電での消費の約13%に相当)、2022年にはさらに1.7Bcf/日減少し、短期的に天然ガス火力から石炭火力へのシフトが見られるとしている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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