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[米国] オラノ社、使用済燃料乾式貯蔵期間の40年延長許可を取得

2021年3月8日

オラノUSA社は2021年2月9日、使用済燃料を20年間貯蔵中の同社親会社製の使用済燃料乾式貯蔵(NUHOMS)システムについて、原子力規制委員会(NRC)から貯蔵期間を40年延長する許可を得たと発表した。
同社は米国内の3つの原子力発電所の独立使用済燃料貯蔵施設(ISFSI)で20年間の貯蔵実績のある容器について、NRCの要求する検査を行った(発電所名は非公表)。
その結果、いかなる劣化やその兆候も確認されなかったことから、NRCは既許可の20年に加え、さらに40年間の貯蔵を許可した。
同社は知見を共有するために、今回の検査データを原子力発電運転協会(INPO)が運営する経年管理データベース(Aging Management INPO Database)へ登録したとしている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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