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[米国] エクセロン社、原子力発電所の2020年設備利用率と定検日数を発表

2021年3月10日

米国最大の原子力事業者であるエクセロン社は2021年2月5日、イリノイ州などで所有している原子力発電所の2020年の設備利用率が95.4%となり、また燃料交換のための定期検査による停止日数が、3年連続で平均22日以下となったと発表した。
今回の発表の中で、経済性低下を理由に2021年秋に早期閉鎖することを2020年に発表した同州のバイロン1、2号機(PWR)と、ドレスデン2、3号機(BWR)について、(1)2020年に実施した定期検査で、それぞれPWRとBWRの停止日数の最短世界記録を更新したこと、(2)同州の1,500人の雇用とカーボンフリー電源の30%を支えていることを伝えた。
また、同州で所有する他の7基の原子炉も、それぞれの最大年間発電電力量を記録したという。
同社は2020年に「バイロン、ドレスデンの早期閉鎖を回避するための政策決定者との対話は続ける」とコメントしており、今後の動向が注目される。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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