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[アラブ首長国連邦] バラカ2号機、運転許可が発給され、燃料装荷も開始

2021年3月29日

アラブ首長国連邦(UAE)の原子力規制庁(FANR)は2021年3月9日、バラカ原子力発電所2号機の運転許可を原子力公社(ENEC)の子会社Nawah Energy Company(Nawah)に発給した。
Nawahは、同発電所(韓国製APR1400、140万kW×4基)の運転・保守を担い、許可の有効期間は60年とされる。
一方、同社は2021年3月15日、同号機への燃料装荷を開始したと発表した。
Nawahは241体の燃料装荷完了後、一連の試験を経て同号機を起動し、約1年後の商業運転開始に向けて徐々に出力を上げながら試運転を行う計画である。
なお、1号機は2020年12月に定格出力100%に達するなど試運転の最終段階にあり、2021年第1四半期の商業運転開始が見込まれる。
残る2基の建設進捗率は、3号機94%、4号機88%となっている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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