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[フランス] 送電事業者RTE、2030年までの電力需給見通しを発表

2021年4月12日

送電事業者RTEは2021年3月24日、2021~2030年までの電力需給見通しを発表した。
同見通しは大きく3つの時期に分類されており、2021~2024年にかけては、新型コロナの影響による原子炉定期点検の遅延を受けた原子力稼働率の低下、フラマンビル原子力発電所3号機(FL3)の運開遅延、再エネ開発の遅れ等のために需給逼迫の可能性があるとしている。
2024~2026年にかけては、FL3の運開や再エネ開発、デマンドレスポンス技術や国際連系強化等により余剰電力が発生するようになり、2026~2030年にかけて需給は大幅に改善されると予測している。
RTEは、安定供給確保のために、再エネ開発の加速や原子力稼働率引き上げのための努力に加え、バイオマス発電へ転換され2024年まで運転予定のコルドメ石炭火力発電所の運転を2026年まで延長することを勧告している。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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