欧州諸国を含む18カ国の46の環境非政府組織（NGO）は2021年3月27日、欧州委員会（EC）のフォンデアライエン委員長に共同書簡を送り、タクソノミーに原子力も含めることを要請した。
同書簡において、科学的評価は、今後の気候変動課題に対応するために原子力が必要であることを明らかにしているにもかかわらず、ECはこの低炭素で需要の増減にも対応可能な電源を限定的に評価している、と指摘した。
また、我々は、タクソノミーも含め、今後ECで行われる議論において、すべての低炭素電源が事実に基づき平等に評価されることを希望するとしている。

 

【情報提供：一般社団法人海外電力調査会】