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[国際] IAEA、福島第一原子力発電所処理水に関する日本の決定を歓迎

2021年4月27日

国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は2021年4月13日、福島第一原子力発電所(1F)処理水の処分方法に関する日本の決定発表を歓迎し、IAEAが安全かつ透明性のある計画の実施を監視・審査する技術支援を行う用意があると述べた。
希釈されたトリチウム水の海洋放出は、環境影響評価に基づいた規制当局の認可のもと、世界中の原子力発電所で日常的に行われている、としている。
日本の海洋放出を支持している米国原子力学会で1F事故特別委員会の調査責任者を務めたディックマン氏は、「毎年米国の原子力発電所から排出されるトリチウム総量は、1Fで貯蔵される同量の2倍近くに達しており、韓国の年間トリチウム排出量も1F貯蔵量の約40%に相当する」と述べた。
IAEAは処理水の放出前から放出後までのあらゆる段階で、日本と緊密に協力していくとしている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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