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[ロシア] プーチン大統領、エネルギー部門の新たな方向性に言及

2021年5月13日

プーチン大統領は2021年4月21日、連邦議会に対し年次教書演説を行った。
この中で、国家の発展にとって極めて重要な政策分野として、公衆衛生に並んで、エネルギー、気候変動が挙げられた。
エネルギーについては、「我々はエネルギー部門の発展に向けて、原子力発電分野の新たなソリューション、また、水素エネルギーや蓄電の将来的な方向性などを含む、新たな、複合的なアプローチを必要としている」と言及された。
また、気候変動問題について大統領は、「我々は気候変動の挑戦に対応し、農業や工業、住民公共サービス、すべてのインフラをこれに適合させ、炭素再利用の部門を構築し、排出量を削減し、その厳格な管理と監視を導入しなければならならない」と語った。
具体的な対策や目標等に関する言及はなかったが、国家の発展に向けて、エネルギー転換や気候変動対策の重要性を訴える内容の発言となった。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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