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[米国] 気候変動担当補佐官、再エネ拡大には既設原子力運転継続が不可欠と説明

2021年6月3日

米国マッカーシー気候変動担当大統領補佐官は2021年5月18日、コロンビア大学主催の会議において、「再エネを今後さらに拡大するための現実的な方向性を見定めるには時間が必要であり、環境・安全性能が認められている限り、重要なベースロード電源である既設原子力発電所を継続して活用していくことが必要不可欠である」と述べた。
気候変動担当の大統領補佐官と大統領特使は、2021年1月のバイデン政権発足で新たにホワイトハウスに設けられたポストである。
気候変動対策の諸課題について、マッカーシー補佐官が国内担当、元国務長官のケリー特使が外交担当として主導している。
同補佐官の上記発言は、2021年5月6日にエネルギー省(DOE)のグランホルム長官が、既設原子力発電所に対する連邦政府による支援策検討を表明したことに関する質問への回答としてなされたものである。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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