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[米国] 米国DOE傘下の研究所、使用済燃料再処理技術の開発成果を発表

2021年6月10日

米国エネルギー省(DOE)の太平洋北西部国立研究所(PNNL)は2021年5月14日、遠心分離システムを利用することで使用済燃料(SF)に含まれるウランとプルトニウムを混合状態のまま回収する再処理技術を開発したと発表した。
PNNLはこの技術により、1982年放射性廃棄物政策法によって地層処分が定められている米国のSFに、先進型原子炉への燃料供給という新たな役割を与えることが可能になるとしている。
同技術では再処理の全工程にわたってウランとプルトニウムの混合状態がリアルタイムでモニターされるため、核拡散リスクを抑えながらリサイクルすることが可能であり、かつコスト効率も高いため、米国がSFリサイクルへの道へ進む機会を提供し得ると説明している。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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