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[米国] 米国連邦下院議員、原子力市場でロシアと中国に対抗する法案を共同提出

2021年7月7日

超党派の連邦下院議員2名は2021年6月17日、世界の原子力市場におけるロシアと中国の支配がもたらす米国の安全保障へのリスクを評価し、米国が世界的なリーダーシップを取り戻すために政府全体での取り組みを求める「21世紀原子力安全保障法案」を提出した。
ルリア議員(民主)とゴンザレス議員(共和)が共同提出した同法案は、民生用原子力協定の重要性と米国の国家安全保障強化のための機会を分析した報告書を議会へ提出するよう連邦政府機関に義務付けるものである。
さらに世界の原子力市場におけるロシアや中国に対する米国の競争力を評価し、民生用原子力分野での優位性を回復する対応策の提言を求めている。
原子力エネルギー協会(NEI)のコーズニック会長は「米国の原子力輸出業者は企業ではなく国家を相手に競争している。同法が制定されれば米国の競争力とリーダーシップを回復するための選択肢が明らかになるだろう」と述べている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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