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[フィリピン] エネルギー省、新規の原子力発電所の候補地として15カ所を選定

2021年7月9日

2021年6月24日付の現地紙によると、フィリピンのエネルギー省(DOE)は、新たな原子力発電所の立地候補地として15カ所を選定し、国際基準をもとに詳細な評価をすることを明らかにした。
DOEの広報担当官は、従来の電源を代替するものとして、再エネに加えて原子力と水素エネルギーを検討していると述べたが、具体的な候補地は明らかにしていない。
フィリピンの原子力発電所については、バターン原子力発電所が1984年に完成したもののチェルノブイリ事故の影響を受けて臨界前に閉鎖され、その後、一度も稼働していない。

 

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