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[英国] 超党派議員団、最低1,000 万kWの原子力発電所の新設を政府に要求

2021年7月15日

英国議会の超党派議員グループ「原子力エネルギーAPPG(All-Partial Parliamentary Group)」は2021年6月30日、英国政府は2030年代初頭までに展開可能な技術に基づいて英国の原子力発電能力を少なくとも1,000万kWに回復させるために、今議会で早急な決定をしなければならないとする報告書を公表した。
「ネット・ゼロには原子力が必要:2024年へ向けたロードマップ」と題する同報告書は、英国の原子力発電所の大半が2024年3月までに閉鎖され、2030年以降はサイズウェルBの1基となることから、炭素排出量の削減と英国の原子力技術基盤を維持するための決断が必要であるとしている。
さらに同報告書は、原子力は英国の送電網を安定させ、エネルギー安全保障を強化するために、英国が頼ることのできる唯一のクリーンな電力源で、原子力を代替できる技術はないと主張している。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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