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[ドイツ] Shell、欧州最大規模となるPEM形1万kWの水電解装置を運転開始

2021年7月29日

2021年7月2日付のプレスリリースによると、Shellは欧州最大規模となる1万kWのPEM形(固体高分子形)水電解装置をドイツ西部ヴェッセリングにある同社の製油所にて運転開始した。
当事業は、石油メジャーShell、PEM形水電解装置メーカーITM Power(英国)、独立非営利研究機関SINTEF(ノルウェー)、コンサルティング会社のsphera(米国)およびelementenergy(英国)が参画するREFHYNEプロジェクトの一環であり、水電解により年間最大1,300tのグリーン水素を製造し、主に精製工程での利用により製油所の低炭素化を図るほか、他産業への利用も計画している。
Shellは今後、ドイツ西部ケルン近郊にてPEM形100万kWの水電解装置によるグリーン水素製造も検討している。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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