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[オランダ] 洋上グリーン水素プロジェクトPosHYdon、補助金承認される

2021年8月11日

2021年7月22日付のプレスリリースによると、オランダ沖北海の洋上にてグリーン水素製造を行うパイロットプロジェクトPosHYdonが、オランダ政府によるエネルギーと気候変動対策のための技術開発支援制度DEI+の補助金対象として承認された。
エネルギー情報誌によると、補助金額は360万ユーロ(約4億6,800万円)の見込み。
PosHYdonプロジェクトでは、洋上にて稼働中のプラットフォームQ13a-Aに水電解装置を設置し、海水から塩分を取り除いて真水へ変化させたうえ、洋上風力からの電力を利用した水電解によりグリーン水素を製造する。
製造された水素は、既存のガス導管に混流のうえ沿岸へ供給される予定。
本プロジェクトの目的は、洋上での水素製造の大規模開発のために必要な知見を深めることであり、オランダ沖の北海は、洋上と地上を連結する既存のインフラ設備を強みに、新たなエネルギーハブとして大規模グリーン水素製造において主導的な役割を果たすことが期待されている。
PosHYdonプロジェクトには、Q13a-Aを操業する石油・天然ガス開発企業Neptune Energyの他、13社が参加している。

 

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