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[豪州・英国] 豪・英両政府、SMRを含む技術の研究開発で協力趣意書に署名

2021年8月31日

オーストラリアと英国政府は2021年7月29日、小型モジュール炉(SMR)など低炭素排出の解決策に関するパートナーシップを確立するための趣意書(LOI)に署名した。
オーストラリアのエネルギー・排出削減担当大臣と英国のビジネス・エネルギー・産業戦略担当大臣が署名したLOIに基づく協力は、先進的な設計・技術を含むSMRの他、クリーン水素、炭素回収・貯蔵など合計6つの主要技術の研究開発に焦点を当てる。
オーストラリアは原子力発電のモラトリアム実施中だが、同政府が2020年9月に発表した「技術投資ロードマップ」では、SMRを「変革の可能性を秘めた有望な技術」と位置付けている。
同政府は「オーストラリアの家庭や企業が消費者としての選択権を行使し、最新技術の採用が理にかなっている場合、それを確実にするために」同技術の国際的な発展を引き続き注視していく意向だという。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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