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[ロシア] 次の海上浮体式原子力発電所、2027年までに試運転開始の予定

2021年9月21日

ロシア国営原子力企業ロスアトムの子会社アトムフロート社は2021年9月3日、カザフスタンのGDKバイムスカヤ社と、シベリア北東端のチュクチ自治管区バイムスカヤ銅・金鉱山の採掘と製錬に必要な電力供給の予備契約を締結した。
アトムフロート社は、改良型の小型モジュール炉RITM-200M(電気出力5万3,000kW)2基を搭載した最適化浮体式発電ユニット(OFPU:optimized floating power unit)を4ユニット供給する。
最初の2ユニットは2027年、3ユニット目は2028年、予備とされる4ユニット目は2031年の、それぞれ初頭までにナグリニン岬の水域で試運転を開始する予定。
同エネルギー供給プロジェクトの投資総額は1,500億ルーブル(約2,250億円)以上とされ、供給する電力価格は2020年ベースで1kWh当たり6ルーブル(約9円)とし、インフレを考慮した価格設定で合意したという。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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